太陽光発電システムの導入で我が家も発電所






2011年3月の震災後、私は出来るだけエコな生活を過ごそうと決意しました。 家を新築する時に既にオール電化にしていましたが、更に節電する為に 太陽光発電を遂に設置する事にしました。
2013年の5月のゴールデンウィークを業者との交渉日として潰すという意気込みでした。
5社と延9回の交渉を行い相見積もりの結果、会社近くの業者に決めました。
国と埼玉県の補助金に加えて抽選の蓮田市も受かって30万弱の補助金をゲット出来ました。
屋根に5.25キロWのパネルをめいいっぱい敷いて発電量の確保に努めました。
南向きの切妻の屋根でとても良い条件だったのですが、1つだけ気懸りな事がありました。



道路を挟んで向かいの農家の森の木が高いという事でした。  
夏の太陽が高い時は良いのですが、冬の低い時はかなりの時間帯で影になってしまうのです。
少しでも影になると配線の関係で一列全てのパネルの発電が止まります。 大きな打撃です。
その結果3月から10月まではメーカー予想の発電量を大きく上回ったものの、 11月から2月は悲しい結果になってしまいました。
そして平均するとメーカー予想通りの結果に落ち着いてしまいました。
しかも初年度から3年。毎年発電量が微妙に落ちてきているのです。



パネルの劣化やパネルの汚れを考えてみましたが、業者の定期点検では不具合は認められませんでした。
私の推測では、向かいの農家の森の木が伸びているという結論です。
あまりにも高い木なので剪定も出来る状況になく伸びっぱなしなっているようです。
これだけはなんともしよう無く諦めるしかまりません。
という事で2016年は東京電力から売電として13万4千円貰い、電気代として14万1千円支払いました。
差し引き7千円。我が家の1年間の光熱費です。
ガス代はもちろんオール電化なので有りません。
売電は2014年のピーク時で16万4千円あったので3万円少なくなりました。
しかし何故か電気代は3万5千円も減ったのです。なのでエコ指数は上がっているようです。
更に2017年は電気代が減っています。
要因として考えられるのは1月に冷蔵庫を買い換えた事かと思っています。
最新のものは節電対策がしっかりしていますね。


発電量(kw) 売電金額(円) 買電金額(円) 収支(円)
2014年 6194 164084 176513 -12429
2015年 5730 150307 169551 -19244
2016年 5241 134482 141134 -6652
2017年 5517 150196 137529 12677
2018年 5271 142386 140175 2211
2019年 5204 138244 150501 -12257



我が家はオール電化で電気料金は電化上手という、夜が安くて昼間が高い 契約になっています。
2013年の7月から太陽光発電を導入して、昼間の高い料金が無くなりました。
昼間は太陽光発電で、日常使用する分は全てまかない、余剰電気を東京電力に買い取ってもらっているからです。
発電量は年によってバラつきが有りますが、電気代は年々減少しています。
2017年は初めて収支が黒字になりました。光熱費0を達成です。
最初の設備への投資金額も10年以内に解消出来そうです。



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